開山玉山禅師真筆 一幅

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県指定文化財 有形文化財(書跡) 開山(かいざん)玉山禅師真筆(ぎょくざんぜんじしんぴつ) 一幅(いっぷく) (昭和28年9月7日指定)

宋(中国)の天童山(てんどうさん)浄(じょう)慧(けい)禅師(ぜんじ)が、大慈寺開山玉山玄提和尚に授けた「印可(いんか)」(弟子となり法統を継ぐ資格を認めるもの)と共に、別離にあたって浄慧禅師が贈った「送行(そうこう)」(行脚(あんぎゃ)に出る僧を見送ること)の写しで、玉山和尚の直筆と伝えられる。

「印可」「送行」とも横31cm、縦28cm。用紙は元の蝋牋(ろうせん)(中国は元の蝋を用いた貴重な紙)であり、透かしのような紋様がすきこまれており、特に珍重されるものである。

「印可」の文面は次のとおりである。

 玉山

 自家珍寶用無尽

 何必崑岡遠二求

 一萬里風吹夢轉

 青松白石足優遊

 
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「送行」の文面は次のとおりである。

 乍到明州不少留

 扶桑那畔賦清遊

 回途還妙無遺影

 天水説來一様秋

 右贈玄提上人還日本

 四明天童浄慧慧奉



最終更新日時: 2014-12-23 (火) 12:41:49 (1637d)