後柏原天皇御宸翰

1後柏原天皇御宸翰
御宸翰

県指定文化財 有形文化財(書跡) 後(ご)柏原(かしわばら)天皇(てんのう)御宸翰(ごしんかん) (昭和28年9月7日指定)

 

御宸翰」とは天皇直筆の文書を指す。

「御宸翰」は2幅あり、いずれも紙本墨書の掛軸仕立織物表装である。

1幅は後柏原天皇が玉山玄提和尚に下された「佛智大通襌師」の諡号(しごう)(生前の行いを尊び、死後に贈られる称号)を祠堂(しどう)(先祖の霊をまつる堂)に掲げる額の文字として書かれ与えられたものである。

末尾には押し紙に「永正十五仲秋二十日(花押)書之」とある。縦42cm、横91.5cm。

 
後柏原天皇御宸翰2
勅書
 

他の1幅は、諡号について述べられた「勅書(ちょくしょ)」(天皇の意思を伝える公文書)である。縦31cm、横43.5cm。「勅書」の文面は次のとおりである。

 

勅龍興山高見雲物之騰湧 虎踞地僻聴風威之動揺 四美具 二難并 六府修 九有靖  玄提和尚 卜両刹 於西極 希求法 於東漸 入唐幾年 得天童如淨之記莂 帰朝何日  款南禅大明之機関 當仁不譲師克明克哲 稟道而毓徳 中矩中規 雖寄一身 於日隅  竟達遺名於禁闥 諡日佛智大通禅師  永正十五年五月十三日

 

外題に「開山賜号後柏原天皇 宸翰 大慈寺」とある。



最終更新日時: 2014-12-23 (火) 12:43:56 (1579d)