志布志市

志布志市(しぶしし)は鹿児島県東部の市。 2006年1月1日に曽於郡松山町、志布志町、有明町が合併し、誕生。 市の南部は志布志湾に面し、国の中核国際港湾である志布志港が整備されている。 志布志港からは、国内外へ複数の航路が設けられており、南九州地域での重要な役割を担っている。 志布志市観光特産品協会では、志武士ししまるで観光PRしている。

志布志市
都道府県鹿児島県
面積290.01平方km
総人口33,179人(平成26年11月1日現在)
世帯数15,848世帯(平成26年11月1日現在)
隣接自治体曽於市、曽於郡大崎町、宮崎県都城市、宮崎県串間市
市の木ビロウ?
市の花ヒマワリ?
志布志市役所
所在地〒899-7492
鹿児島県志布志市有明町野井倉1756番地
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地理

鹿児島県の東部、大隅半島の付け根の部分にあり、宮崎県と接する。市域の南側は志布志湾に面している。

隣接している自治体

  • 鹿児島県
    • 曽於市
    • 曽於郡大崎町
  • 宮崎県
    • 都城市
    • 串間市

地名

合併前の旧町名を大字の前に冠している。

志布志町

  • 安楽
  • 内之倉
  • 志布志
  • 志布志1丁目〜3丁目(大字志布志から分かれて住居表示実施。発足年不明)
  • 田之浦
  • 夏井

有明町

  • 伊崎田
  • 野井倉
  • 野神
  • 原田
  • 蓬原
  • 山重(旧野方村。野方村時代は大字なし)

松山町

  • 尾野見
  • 新橋
  • 泰野

歴史

現在の志布志市域は廃藩置県まで日向国諸県郡に属していた。中世は隣接する大崎町域と共に救仁院を構成していた(明治の南諸県郡=中世の救仁院)。 志布志は古くから海を糧に栄え,平安時代末期に開かれた大隅,薩摩,日向に誇る広大な荘園・島津荘の唯一の水門(港)として,発展し、 江戸時代には薩摩藩の直轄領となり、現在の市域に志布志・松山の外城(1784年以降は「郷」)がそれぞれ設置された。海上交易が盛んになった江戸時代には,内外交易でひらけ,「志布志千軒の町」とうたわれるほどの町並みを形成し,活況を呈していました。 調所広郷が弘化3年7月27日には志布志郷地頭となり、死ぬまで兼職する。

当時の区域は以下の通り。

  • 志布志郷 - 旧志布志町・旧有明町(山重を除く)および曽於市大隅町月野
  • 松山郷 - 旧松山町

※有明町山重は大崎郷野方村の一部。

外城ごとには郷士の居住する「麓集落」がおかれ、志布志郷は志布志小学校周辺、松山郷は松山支所周辺に位置した。

近現代

旧日向国であった志布志市域では廃藩置県後複数回、所属県の変更が実施された。

  • 1871年(明治4年)8月29日(新暦) - 廃藩置県に伴い鹿児島県に属す。
  • 1871年(明治4年)12月25日(新暦) - 府県合併に伴い都城県に属す。
  • 1873年(明治6年)1月15日 - 旧日向国域と区域を一致する宮崎県の設置に伴い宮崎県に属す。
  • 1876年(明治9年)8月21日 - 鹿児島県が宮崎県を編入。再び鹿児島県に属す。
  • 1883年(明治16年)5月9日 - 宮崎県を再設置。現在の志布志市域と大崎町は鹿児島県に残ったため、同年6月に諸県郡を南北に分割し南諸県郡が誕生。

町村制施行後

1889年の町村制施行時に二郷はそれぞれ志布志村・松山村として発足。しかし志布志村は当時の自治体としては面積が広大であったため、1891年2月に志布志村は東西に分割され、また、旧郷士の支配への反発から月野村が単独の自治体として独立した(後に大隅町を経て現在は曽於市の一部)。

この時点で志布志市発足前の3町(西志布志村・東志布志村・松山村)が成立した。3村は後にそれぞれ町制施行し、西志布志村は有明町、東志布志村は志布志町とそれぞれ改称された。

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。 南諸県郡志布志村・松山村・大崎村(1891年に野方村となった地域の一部)
  • 1891年(明治24年)2月 - 志布志村が東志布志村・西志布志村・月野村に分割。大崎村から野方村を分割。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 郡制施行に伴う郡区画改正により、南諸県郡と東囎唹郡が統合され囎唹郡となる。
  • 1913年(大正2年)7月1日 - 東志布志村が町制施行、志布志町となる。県内では加治木町(現姶良市)、鹿屋町(現鹿屋市)に次いで3例目。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 西志布志村が野方村の山重小学校区を編入(野方村の他の地域は大崎町・大隅町に編入)。
  • 1958年(昭和33年)4月1日
    • 松山村が町制施行、松山町となる。
    • 西志布志村が町制施行し改称、有明町となる。町名は志布志湾の別名が有明湾であることに由来。
  • 2006年(平成18年)1月1日 - 曽於郡志布志町、松山町、有明町が合併し、志布志市が発足。同時に市章を制定する。

行政

  • 市長:本田修一(旧有明町長、初代)
  • 市発足から初代市長選出までは旧松山町長の上村環が市長職務執行者を務めた。

役所

住所の表記

住所は志布志市の後に旧町の住所を合わせて表記する。すなわち、旧住所の「曽於郡」を「志布志市」に置き替える。

  • 「表記例」<旧>曽於郡有明町野井倉1756番地 <新>志布志市有明町野井倉1756番地

なお現在の市役所は旧有明町役場であり、旧志布志町役場は支所である。志布志支所の大字は志布志町志布志二丁目であるため、住所表記は上記のように同じ文字の連続となってしまった。この様子が2007年5月12日のフジテレビ「トリビアの泉」スペシャルで紹介された。

県の行政機関

  • 鹿児島県警察:志布志警察署
  • 大隅地域振興局 志布志市駐在
  • 志布志保健所?

県の行政機関

  • 九州地方整備局 志布志港湾事務所

経済

産業

特産品

教育

高等学校

中学校

  • 志布志地区
    • 志布志市立志布志中学校?
  • 有明地区
    • 志布志市立有明中学校?
    • 志布志市立宇都中学校?
    • 志布志市立伊崎田中学校?
  • 松山地区
    • 志布志市立松山中学校?

小学校

  • 志布志地区
    • 志布志市立志布志小学校?
    • 志布志市立香月小学校?
    • 志布志市立潤ケ野小学校?
    • 志布志市立安楽小学校?
    • 志布志市立田之浦小学校?
    • 志布志市立森山小学校?
    • 志布志市立四浦小学校(休校中)?
  • 有明地区
    • 志布志市立伊崎田小学校?
    • 志布志市立蓬原小学校?
    • 志布志市立野神小学校?
    • 志布志市立有明小学校?
    • 志布志市立通山小学校?
    • 志布志市立原田小学校?
    • 志布志市立山重小学校?
  • 松山地区
    • 志布志市立松山小学校?
    • 志布志市立泰野小学校?
    • 志布志市立尾野見小学校?

交通

最寄り空港は鹿児島空港で、車で(東九州道曽於弥五郎ICより)1時間弱。宮崎空港へは約2時間の距離にある。

鉄道

  • 九州旅客鉄道(JR九州)

中心駅は志布志駅であるが、1987年に接続していた志布志線、大隅線が廃線となった後、ホーム1面のみの無人駅となった。日南線は志布志駅から宮崎市方面に至る、宮崎県南部を縦断する路線である。そのため、鉄道で鹿児島県内の他市町村へ行く場合は、必ず宮崎県を通らなければならない。

バス路線

一般路線バス

  • 三州自動車(2011年11月までは大隅交通ネットワーク)
    • 曽於市〜志布志市
    • 垂水市〜鹿屋市〜大崎町〜志布志市

道路

高速道路

都城志布志道路
都城志布志道路

最寄りインターチェンジは宮崎自動車道都城IC(都城市)および東九州自動車道曽於弥五郎IC(曽於市)。都城ICへは主要地方道の志布志福山線(県道63号)と一般県道の飯野松山都城線(県道109号)を、曽於弥五郎ICへは県道志布志福山線を経てアクセスする。現在、市内に東九州自動車道の志布志ICを建設中である。

地域高規格道路

  • 都城志布志道路(末吉松山有明道路):松山IC、有明北IC。事実上、県道飯野松山都城線のバイパスとして機能している。なお有明志布志道路が事業中である。

一般国道

  • 国道220号(全域で国道448号が重複) - 市内の海岸沿いを横断する。
  • 国道269号 - 鹿屋市と都城市を結ぶ路線であり、市域においては北西部の有明町山重を通過する。

県道 主要地方道は宮崎県道・鹿児島県道3号日南志布志線、鹿児島県道63号志布志福山線、鹿児島県道65号南之郷志布志線の3本が通じている。この中でも県道志布志福山線は霧島市方面への最短路として機能している。

一般県道では県道飯野松山都城線が都城市方面へのアクセス路線として機能している。

道の駅

  • 道の駅松山?(県道109号飯野松山都城線、従来の路線沿い)

航路

志布志港は中核国際港湾に指定されており、長距離フェリーや国際定期コンテナ航路が運航されている。

  • フェリー
    • フェリーさんふらわあ(ダイヤモンドフェリー):大阪市〜志布志市
    • マルエーフェリー:東京都〜志布志市〜奄美市〜那覇市

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

志布志市出身の有名人

  • 綾小路きみまろ(漫談家)
  • 小牧太(騎手)
  • 小牧毅(調教師)
  • 永野隆満(作家・音楽家)
  • 陣岳隆(大相撲力士、最高位小結)
  • 山口観弘(競泳選手)
  • 千代丸一樹(大相撲力士)
  • 千代鳳祐樹(大相撲力士)

出典

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最終更新日時: 2014-11-20 (木) 18:08:16 (1669d)