二世剛中和尚戒文 一幅

二世剛中和尚戒文.jpg

県指定文化財 有形文化財(書跡) 二世剛中(にせいごうちゅう)和尚(おしょう)戒文(かいもん) 一幅(いっぷく) (昭和28年9月7日指定)

 

大慈寺二世剛中玄柔和尚が、その門弟達に守るべき戒律(かいりつ)を示した文である。

紙本に墨書されている。縦28.2cm、横39.1cmの掛軸仕立の織物表装である。

その内容は以下の通りである。

 

法子法孫等當庵二時

看経秋初結縁歳末

祈祷不可有懈怠為

違法者非我徒亦法中

罪人也佛祖聖賢定

罰之乎

甲子善月日

剛中玄柔(花押)

 

文は以上の8行からなり、門弟達に示したもので、要約すると以下の通りである。

 

「当庵において2回の看経(かんきん)(経文を読むこと)、秋初の結縁(けちえん)(仏道に入る縁を結ぶこと)、歳末の祈祷を怠ってはならないこと、怠った者は弟子とは認めず,また仏罰(ぶつばち)(仏から加えられる罰)を蒙(こうむ)る」

また外題に「後亀山天皇元中元年甲子歳 剛中和尚筆 大正寅初冬 後称王道南瞑改表装」と記され、元中(げんちゅう)元年(1384)の作とされる。



最終更新日時: 2014-12-23 (火) 12:42:58 (1637d)